ネットやフリーペーパーなど最近いたるところで「期間工募集!!」という文字を目にします。
自動車メーカーの期間工は人出不足という事もあり頻繁に募集をかけています。
そんなに人出不足なら、「誰でも採用されるの?」「落ちる事あるの?」と思ってしまう方も多いのではないでしょうか。
確かに人出不足で人材を確保したい自動車メーカーですが、もちろん応募者全員が採用されるわけではありません。
実際の合格率は約8割と言われています。
このご時世ではなかなか高いですよね。
一般的な就職活動のように少ない席を大人数で奪い合うわけではありませんので、就職活動の合格率としては非常に高いと言えます。
では落ちる2割とはどのような応募者なのでしょうか。
ここでは期間工の仕事に落ちてしまう理由をまとめてみました。
期間工に採用されない・落ちる3つの理由
1、年齢
不採用になったという人の声を聞いてみると40代後半の人が多いです。
もちろん40代だと不採用というわけではなく実際の現場には期間工として働いている40代の人もいます。
しかし採用側からすると20代と40代を比較すると体力的にも勝る20代を好むのは当然かもしれません。
また現場で指導する社員も年上より年下の方が指導しやすいという理由もあるのかもしれません。
2、在職中の方
働きながら就職活動している方も落ちやすいです。
転職を希望している方で期間工の収入をみると魅力的に映り在職しながら就職活動する方も多いです。
一般的な就職活動でしたら在職中でも次の会社に内定を頂いた後に、在職中の会社の退職の段取りを立てて2ヵ月後、3ヵ月後の入社というパターンもよくある話ですが、即戦力の欲しい自動車メーカーの期間工ではあまり好まれません。
3、期間工を渡り歩いている方
私は知人から「期間工に採用されない」という相談を受けた事があります。
相談者は過去に2回、期間工として働いた経験があり3回目が何社も落とされるという事でした。
彼は海外旅行が趣味で過去に2回とも半年間契約で期間工として働き、お金が貯まると海外旅行にでかけていました。
確かに半年間で期間工を辞める事には何の問題もありませんが、採用側としては長く働いてくれる人を好みます。
彼の経歴を見ると今回も半年間だけしか働かないと思われても仕方ありません。
まとめ
約8割という高い確率で採用される期間工ですが、勘違いしてはいけないのが採用人数が多いだけで「採用基準が緩い」というわけではありません。
当たり前ですが言葉使いや服装、見た目など応募者としてのモラルは必要です。逆にいえばモラルをもってのぞめば、採用される可能性がぐっと高まると言えるでしょう。
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